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練習ドリル
テニス部やサークルのキャプテンやリーダー必見の楽しくできて上達するドリルです、ウエストヒルでおこなっている練習ドリルを最近のものから順次紹介していきます。スタートメニュー 短い距離での打ち合い
練習の始めはいきなり強いボールを打ったり激しく動いたりしないで比較的軽い練習から入ったほうがいいので、ウエストヒルではスタートメニューとして
1.サービスラインの少し後ろに立ちサービスラインまでに入るようにストレートでフォアハンド中心で打ち合います
2.同様にバックハンド中心で打ち合います
3.サービスラインの少し前に立って、フォア、バック含めてボレー・ハーフボレーで打ち合います
短時間で多くの打球をするのもひとつの目的ですから出来るだけ途切れないように打ち合います。
球種はテーマが決まっている時意外は自由に打っていいですし、自分でテーマを決めてやるといいです。
フォルクル (ネットプレー)
中級以上の人数の多いクラスでおこないます、1面6人でおこないます。
3人ずつの2組でボレー・ハーフボレーでV の字型にラリーします。
ボールが交錯するので危険を伴うことを認識して、コントロール最優先を強調しなければなりません。
プレーヤーはサービスライン上のラインが交わったところに立ち、できるだけそのポジションを維持して打つようにします(バック側に来たボールをフォアに回り込んだりしない)、特に短いボールが来て前進して打った後はすぐに元のポジションに戻らないと危険です。
注意を守ってやれば緊張感のあるいい練習です。
ボールの軌道がVが組み合わさった、フォルクルのロゴマークみたいになるので昔からこの呼び方でやっています。
フォルクル (ベースラインプレー)
中級以上の人数の多いクラスでおこないます、1面6人でおこないます。
3人ずつの2組でグラウンドストロークでV の字型にラリーします。
ボールが交錯するので危険を伴うことを認識して、コントロール最優先を強調しなければなりません。
真ん中のプレーヤーは両サイドのアレーコート深くを狙って打ち、両サイドのプレーヤーはセンター付近深くを狙って打ちます。
2組同時にラリーするので、本来ならフォアに回り込んで打ちたい時でも反対側の組の邪魔になると判断したらあえてバックで打つなど瞬時の判断力も必要です。
Nラリー ダブルスの雁行陣のためのラリー練習
ダブルスの雁行陣の為のラリー練習です。N字型(デュースコートでは裏N字)にボールを続けるようにラリーします。
プレーヤーABとCDに別れて練習する場合の説明です
?ベースラインプレーヤーAは必ずネットプレーヤーDにボレーさせます
?Dは攻撃のポジションでネットプレーヤーBの足元を狙ってボレーします
?Bは守りのポジションでボレーまたはハーフボレーでベースラインプレーヤーCに
返球します
?CはネットプレーヤーBに必ずボレーさせます
?Bは攻撃のポジションでネットプレーヤーDの足元を狙ってボレーします
?Dは守りのポジションでベースラインプレーヤーAに返球します
以上を繰り返し続けます。
ネットプレーヤーは攻撃のポジションと、守りのポジションを正しく移動しながらボレーやハーフボレーをしなければなりません。
ネットプレーヤーは、攻撃のポジションでは相手のベースラインプレーヤーを、守りのポジションでは相手のネットプレーヤーをよく見ることが重要です。(ネットプレーヤーのポジションについては別項で解説)
初級レベルではボールはゆるくても確実に続くようにラリーします。最初はコーチがBかDに入って正しい動きを見せます。
上級レベルでは速く、確実に動き、打球します。わざとボディやバックをねらったりするとかなりハードで楽しく出来ます、90秒交代くらいが適当です。
雁行陣におけるネットプレーヤーのポジション
まずサービスコートをネットに近いゾーン、サービスラインに近いゾーン、その中間という風にほぼ三等分して考えます。
いちばんネットに近いゾーンは通常立つポジションではなくそこへ入ったら即座に決めてしまうべきゾーンです。
中間のゾーンが攻撃の為のゾーンです。そしてネットからいちばん遠いサービスライン近くが守りのゾーンです。
攻撃のポジションはボールの位置によって違います、パートナーがワイドに打った場合は図の赤いボールと線で示しているように相手が打ってくるだろうコースのうち自分が打つべきコースのほぼ中央の攻撃のゾーンに立ちます。パートナーがセンターに打った場合は図の青いボールと線で示しているように相手が打ってくるだろうコースのうち自分が打つべきコースのほぼ中央の攻撃のゾーンに立ちます。
つまりパートナーの打ったボールに引っ張られるようにサイド寄りに立ったり、センター寄りに立ったりします。
守りのポジションはサービスラインに近いゾーンのうちで、パートナーが相手ネットプレーヤーにぶつけても、クロスに返球したボールを飛び出してボレーしてきてもカバーできるコースに立ちます。
ネットとサービスラインとの距離は21フィート(約6m)です、つまり雁行陣で戦ってるあいだ、ネットプレーヤーは約2mの間を前後に動き続けることになるのです。ただし守りのポジションへ後退している最中にパートナーが打球し相手ネットプレーヤーがやり過ごす様子の時はその時点から攻撃のポジションへ向かわなければなりませんし、攻撃のポジションへ前進してる途中でも相手のベースラインプレーヤーのボールをボレーするのをあきらめた時点で守りのポジションへ向かわなくてはなりません。